元スペイン代表MFシャビ、苦境の名将ペップに独自見解 「CLにプライオリティーを…」
首位リバプールに勝ち点14差をつけられ、リーグ3連覇へ暗雲
プレミアリーグ2連覇中のマンチェスター・シティは首位に立つリバプールに大差をつけられ、優勝争いで大きく後れを取った。バルセロナでジョゼップ・グアルディオラ監督と師弟関係にあった元スペイン代表MFシャビ(現アル・サッド監督)は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)獲得に焦点を定めているのでは、との見解を示した。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
グアルディオラ監督率いるシティは、プレミアリーグとリーグカップをそれぞれ2連覇中。昨季はFAカップとコミュニティー・シールドを合わせて国内4冠を達成した。
しかし、リーグ3連覇の懸かった今季は欧州王者リバプールが19試合を終えて18勝1分と圧倒的な強さで首位を独走中。シティはすでに5敗(13勝2分)を喫するなど勝ち点14差をつけられ、3位に位置している。
優勝争いで大きく後れを取るのなか、グアルディオラ監督のプライオリティーはCL制覇に切り替わっているのではないか。このように分析しているのがシャビだ。かつての恩師を「生まれながらの勝者」と称える司令塔が指揮官の思惑について語っている。
「マンチェスター・シティがリーグ戦でリバプールに大差をつけられ、彼は傷ついているだろう。彼は諦めない人間だが、現実的になる必要もあるだろう。(リバプールとの)ギャップは大きく、彼らが3年連続のタイトルを獲得するのは難しい。それを踏まえると、ペップにはCLにプライオリティーを置く大きなチャンスがあると私は思っている」
グアルディオラ監督はシャビも所属していたバルセロナで、2008-09シーズンと2010-11シーズンに2度CLを制しているが、それを最後に欧州一のタイトルからは遠ざかっている。バイエルン時代には手が届かなかっただけに、シャビはスペイン人指揮官がCLのタイトルを渇望していると指摘した。
「ペップは獲れる限りのすべてのタイトルを望んでいるが、もしもシーズンの初めに彼にどのタイトルがほしいかを聞いていたら、彼はCLと答えていたはずだ」
今季のCLでシティはベスト16でレアル・マドリードと激突する。いきなりの難関を迎えるが、グアルディオラ監督は悲願のビッグイヤーを獲得することができるだろか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)