ミランCEOが本田の批判騒動にチクリ 「日本でのささやきがイタリアに来ると山のようになる」
不要な話題にへきえき
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOは日本代表MF本田圭佑のクラブ批判発言騒動に対して皮肉を込めて言い放った。
強化責任者は、6日の今季初戦となったボローニャ戦前に、地元テレビ「メディアセット・プレミアム」に登場した。日本メディアが英語で報じた本田のインタビューでクラブ発言があったとしてイタリアで物議を醸した騒動について発言した。本田は誤解だと説明したとリポートされているが、ガリアーニCEOは「本田は日本に居る時に何か言う。日本語のささやきが、英語の訳を通せば、イタリアに来ると山のようになる」と語った 。実際にはミラノ市内のホテルでのインタビューとされているが、ピッチ外での不要な話題にへきえきした様子だった。
本田は2試合連続で出場機会なしに終わった昨年10月のナポリ戦後に、クラブ首脳陣とシニシャ・ミハイロビッチ監督、イタリアメディア、サポーターを批判した経緯があった。1年以上リーグ戦でゴールという結果を出せない本田はボローニャ戦で交代時に本拠地の観衆からブーイングを受けた。
毎試合のように鳴り響くミランサポーターの厳しいブーイングに拍手で対応している本田は試合後、「お疲れさまでした」とミックスゾーンで軽く会釈するとスタジアムを去った。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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