地元メディアが本田の「背番号10」剥奪を要望 「お願いだ、本田から10番を剥奪してくれ」
昨季8位のミランをぶった切る伊メディア
参加8クラブの中で勝ち点、得点、失点のいずれもワーストの成績。そんなかつての名門の凋落をイタリアの地元メディアも酷評。特にミラン専門のニュースチャンネル「Milannews.it」は、昨季以降不発続きのMF本田圭佑に「背番号10剥奪」を要求するに至っている。
現地時間3日10時に報じられた「慰めの勝ち点1すら取れない」という見出しの原稿ではフィリッポ・インザーギ新監督の就任したミランの直面する大きな問題について触れている。
「このミランには一つだけ大きな問題がある。サッカーのゲームができていない。ギネスカップは、慰めもないみじめな勝ち点ゼロで最下位という結果に終わった」
記事が指摘しているのは、プロのサッカークラブとしては大前提の問題だ。そもそも試合ができていないと、昨季8位に終わった名門をぶった切っている。
ギネス杯初戦のギリシャ王者オリンピアコスに0-3で完敗すると、ティフォジ(サポーター)から怒りの声が漏れ始めた。2戦目のプレミア王者マンチェスター・シティ戦で1-5の惨敗を味わうと、不満の声は怒号と化した。
そして2日(日本時間3日)のリバプール戦で0-2と完敗。名だたる名門の中で唯一の勝ち点0という恥辱にまみれ、もはや言葉を失っている感すらある。
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