静岡学園、“王国復権”へ6-0大勝発進 MF井堀が今大会3人目のハットトリックを達成

静岡学園高校が快勝【写真:Football ZONE web】
静岡学園高校が快勝【写真:Football ZONE web】

井堀が直接FKとミドル2発、岡山学芸館を圧倒

 第98回全国高校サッカー選手権の1回戦が31日、各地で開催された。駒沢陸上競技場で行なわれた第1試合では“サッカー王国”静岡の名門・静岡学園が岡山学芸館(岡山)に6-0で勝利。16番のMF井堀二昭が今大会3人目となるハットトリックを決めた。

 試合が動いたのは前半29分。押し気味に試合を進めていた静岡学園がゴール左寄りの位置でFKを獲得すると、キッカーを務めた井堀二昭が右足のシュートをゴール左隅へ直接決めた。

 さらに同34分には左サイドを突破した14番MF小山尚紀がミドルシュートを叩き込んで追加点をゲット。静岡学園が前半2点をリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても静岡学園の勢いは止まらず、後半6分にはゴール正面で横パスを受けた井堀がこの日2点目となるミドルシュートを決めて3-0。井堀はさらに同10分にも長い距離のシュートを沈め、ハットトリックを達成。30日の開幕戦で2人同時のハットトリックを達成した國學院久我山のFW山下貴之とFW山本航生に続き、今大会早くも3人目の快挙となった。

 静岡学園は終了間際にFW岩本悠輝とMF草柳祐介も得点を奪い、6-0で快勝。J1鹿島アントラーズ内定の10番MF松村優太らを擁する強豪校が、危なげない試合運びで2回戦へと駒を進めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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