昇格組ボローニャに不覚もミラン指揮官は強気崩さず 「トップ下捨ててから正しい道」

本田交代後にカウンターに沈み0-1の敗戦

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、2016年初戦となった6日の本拠地ボローニャ戦で0-1の敗戦を喫した。スタメン出場の本田は後半20分で交代。後半37分に決勝ゴールを奪われる展開となったが、ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は敗戦にも強気な姿勢を崩していない。イタリアの衛星放送局「スポーツ・メディアセット」と「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じたもの。

「ハードワークを続けなければいけない。落ち着いて正しい道を歩まなければいけない。今日は5回もGKと1対1になるようなチャンスがあったのに決められなかった。バカバカしい敗戦だ。最後の15分から20分は、かなりのリスクを背負って攻めた。勝利を求めていたからだ。サポーターのブーイングは理解できる。我々は、それに値する試合をした」

 セルビア人指揮官は多くの決定機を決められなかったことが敗因と語った。決勝ゴールとなった失点は敵陣深くまで攻め込んだ後の逆襲だったが、勝利を求めてリスクを背負った結果だったと振り返っている。そして、敗戦後に本拠地サンシーロに巻き起こったブーイングの嵐を正面から受け止めた。

 セリエBからの昇格組に不覚を取ったが、ここまでのチームの歩みは間違っていないと強調している。

 

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