アーセナルDF、衝撃の「空手キック」に英震撼 「もう少しで殺すところだった」

アーセナルDFダビド・ルイスの危険なプレーが話題【写真:Getty Images】
アーセナルDFダビド・ルイスの危険なプレーが話題【写真:Getty Images】

元ブラジル代表DFルイス、古巣チェルシー戦での危険プレーが話題

 アーセナルは29日のプレミアリーグ第20節チェルシー戦で1-2と逆転負けを喫した。この一戦でアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスが、かつての同僚MFとの競り合いの際に「空手キック」を披露し、「もう少しで殺すところだった」と英紙「ザ・サン」が伝えている。

 試合は前半13分、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの一撃でアーセナルが先制。その後も一進一退の攻防が続くなかで迎えた前半アディショナルタイム、チェルシーの猛攻を受けた場面でアーセナルのD・ルイスとチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテがマッチアップし、球際でのプレーがクローズアップされている。

 競り合いで飛び込んだカンテに対して、D・ルイスは思い切り良くボールをクリア。ここまでは何気ない攻防に思われたが、ボールを蹴ったD・ルイスが過剰なまでに右足を高く上げたことで、中継した映像の角度からはスパイクの裏がカンテの顔面をあわや直撃という瞬間となった。

 このワンシーンが話題となっており、英紙「ザ・サン」は「チェルシー戦で、アーセナルのダビド・ルイスが空手キックを見せ、あわやカンテの首を取りそうになった」と表現。またコメンテーターを務めている元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、「邪道と言わざるを得ないし、愚かだ」「カンテを見てほしい。彼は審判に向かって、“これを許すのか?”と言っている」と語っており、批判の対象となっている。

 後半に入るとアーセナルが苦戦を強いられ、終盤にイタリア代表MFジョルジーニョ、イングランド代表FWタミー・エイブラハムに連続被弾。最終的にアーセナルが1-2で逆転負けを喫した。

 D・ルイスにとっては古巣チェルシー戦とあって、内に秘めた闘志が垣間見えたシーンとなったが、思わぬ形で脚光を浴びている。

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