バルサFWスアレス、異例のGK出場で“超絶セーブ”に世界驚愕 「天才!」「珍シーン」

フォルラン引退試合でGKを務めたFWルイス・スアレス【写真:Getty Images】
フォルラン引退試合でGKを務めたFWルイス・スアレス【写真:Getty Images】

盟友フォルランの引退試合に出場、GKとしてもプレーしたスアレスの映像が拡散

 かつてJリーグでプレーした元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが、28日に母国で引退試合を行ったなか、盟友のバルセロナFWルイス・スアレスがGKを務める珍しい場面があり、さらにフォルランのシュートを横っ飛びでストップする超絶セーブを披露した。“GKスアレス”の珍プレー映像が拡散し、「天才!」「GKとして能力を発揮」と反響が広がっている。

 フォルランはマンチェスター・ユナイテッドやビジャレアル、アトレチコ・マドリード、インテルなどビッククラブを渡り歩き、ビジャレアルとアトレチコでは得点王を獲得。ウルグアイ代表としても長らく活躍し、2010年の南アフリカ・ワールドカップで得点王に輝いた。

 2014年から2015年にかけてセレッソ大阪に在籍したフォルランは今年8月に現役を引退。12月に母国1部ペニャロールの監督に就任することが決まった。そんなフォルランの引退試合が母国で行われ、かつての同僚などが数多く集結。元アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ、同MFフアン・セバスチャン・ベロンら往年の名手も駆け付けたなか、異彩を放ったのがスアレスだ。

 ウルグアイ代表でフォルランとともに猛威を振るったスアレスは、自他ともに認める絶対的エースFWだが、この試合では急きょGKとしてもプレー。GKユニフォームとグローブを借り、珍しい姿でゴール前に立って脚光を浴びた一方、フォルランの強烈なシュートに反応し、横っ飛びで大ピンチをしのぐなど会場を沸かせた。

 スペイン紙「スポルト」は「スアレスがフォルランの引退試合でGK」と報じた一方、米スポーツ専門局「ESPN」は「スアレスがグローブをはめて食い止めた! 背番号1を背負い、ゴールマウスで輝いた。天才!」と絶賛している。

 また英メディア「スポーツバイブル」は「ファンに珍シーンを提供」と報じ、「バルセロナのストライカーであるスアレスが、元チームメートのフォルランの引退試合でGKとして能力を発揮した」と称えている。

 先輩FWの晴れの舞台でシュートを食い止めたあたりはご愛敬だが、世界屈指のストライカーが見せた圧巻セーブに驚きが広がっているようだ。

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