女子W杯、“4年ごと”から“2年ごと”開催へ変更か FIFA会長が明かした「引き金」

2年ごとの開催案が浮上した女子W杯(写真は2019年大会時のもの)【写真:Getty Images】
2年ごとの開催案が浮上した女子W杯(写真は2019年大会時のもの)【写真:Getty Images】

これまで4年に一度開催されてきた女子W杯、「信じられないほどの数値」で方向転換も

 FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(W杯)と言えば、4年に一度が基本とされてきたが、国際サッカー連盟(FIFA)のジアンニ・インファンティノ会長は、女子のW杯を将来的に2年ごとの開催にしたい意向を持っているようだ。米テレビ局「CNN」が報じた。

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 1991年の第1回を迎え、4年に一度、通算8回開催されている女子W杯は、2011年に初めて日本代表が優勝を成し遂げたことで有名だ。これまで優勝経験のあるアメリカやノルウェー、ドイツに肩を並べている。

 これまで男子の大会のように4年に1度行われてきた女子W杯だが、ここにきてインファンティノ会長は大会の回数を増やすことに興味を示しているようだ。世界大会の将来を協議する場においてインファンティノ会長は、自身の見解を示している。

「2019年フランス大会は、世界中で1億回試聴され、イタリアやブラジル、イングランドのような女子サッカーが男子ほどの人気のある国では信じられないほどの数値が見られる。この大きな成功が、実際にすでに動き始めているいくつかの提案の引き金となった。加えて、フランスサッカー協会のノエル・ル・グラエ会長は4年ではなく2年ごとに女子W杯を開催するという、あまり知られていない提案を持ってきた。これは今まさに女子サッカーが必要としている利点と勢いを生み出している。それに対して議論する必要がある」

 2023年には参加チームを24から32に拡大することが決まっている女子W杯。大会も2年ごとの開催になるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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