オランダ代表MFがバルサ移籍を後悔? 胸中吐露「プレミアのほうがレベル高い」
アヤックスからバルサに加入したデ・ヨング、スペインとイングランドの違いを指摘
2019年夏からスペインの名門バルセロナでプレーするオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングだが、ラ・リーガよりもプレミアリーグのほうがレベルが高いと感じているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
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22歳のデ・ヨングは、2015年にオランダのウィレムⅡでプロキャリアをスタートさせると、翌年にアヤックスへ加入。レンタル移籍などを経て、昨季はアヤックスのトップチームでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4に残るなど、大きな舞台で活躍を見せることで自身の価値を高めた。
また中盤だけでなく複数のポジションをフレキシブルにこなせる器用さや、パスセンス、球際の強さといったところで非凡な力を見せて、多くのビッグクラブが評価。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンが興味を示していたとされるが、最終的にはバルセロナと契約で合意し、今季からラ・リーガでプレーしている。
新天地での生活を満喫しているデ・ヨングだが、実際にスペインに参戦して、ある“気づき”があったようだ。
「以前はラ・リーガが世界最高のサッカーリーグだと思っていた。ヨーロッパの大会における彼らの支配力は一目瞭然だろう。スペインのクラブはいつも上まで勝ち進むし、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグという主要なトロフィーを手にしてきた。だが、ここ数年はプレミアリーグがパワーをつけている。純粋にスキルの面ではラ・リーガのほうがいいと思うが、インテンシティーという意味ではプレミアリーグのほうがレベルが高いと思う」
代表チームでデ・ヨングを指導するロナルド・クーマン監督は、「フレンキーは今や世界最高のMFの1人」と称賛しており、シティを率いるペップ・グアルディオラ監督はデ・ヨングのようなタイプのMFに強い関心を示しているという。
クーマン監督はデ・ヨングのバルセロナ移籍が決まる前、シティ行きを勧めていたそうだが、デ・ヨングの要求した週給をシティが拒否し、プレミアリーグ行きは実現しなかった。ラ・リーガは自身がイメージしていたものと異なる部分もあったようだが、スペインでのさらなる飛躍に期待が懸かる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)