「コロンビア戦がきっかけ」 U-22代表を変貌させた“A代表流”ミーティングと“バルサ流”プレス
「プロセスという部分はこだわってやっていった」
結果的に9-0という大勝を収めることができたが、今回で一番の収穫だったのは選手が自主性を持って積極的に声を上げたこと。一歩でもA代表に近づくためにやるべきことを明確にした過程が大事だった。「この悔しさを無駄にしてはいけない」。コロンビア戦後の試合後、選手たちはそう発した。そして、翌月の合宿では早速行動に移した。中山は言う。
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「今回、プロセスという部分はこだわってやっていったし、1試合だけですけど、結果が出たことについては、やってきたことは間違いではなかった」
五輪イヤーとなる来月には公式大会のAFC U-23選手権が待ち受ける。中山も安部も招集されていないが、今回“レガシー”を受け継いだ選手が再び新たなチームに落とし込むはず。競争が激しくなるなかでも、確実に積み上げているものがあると証明した2019年ラストゲームだった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)