モウリーニョ監督、トッテナムの“危うい守備”に不満露わ 「脆さを隠すことが必要」
ノリッジ・シティ戦で2-2ドロー 「守備のミスが毎試合、起きている」と指揮官指摘
トットナムは28日に行われたプレミアリーグ第20節のノリッジ・シティ戦で2-2と引き分けた。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は失点の続くチームに苦言を呈した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
試合終盤の後半36分にイングランド代表FWハリー・ケインのPKで同点に追いついたトットナムだが、相手に二度のリードを許した試合展開についてモウリーニョは不満があるようだ。
「私たちは後半に、前半と同じミスを犯した。これが私たちの話の一部になっている。私たちは、とてもとても良い形で試合をスタートした。3つか4つの大きなチャンスを作ったが、悪い形で2失点を喫した。先制点、そしてもう一つはオフサイドだったと思う」と試合を振り返った。
失点続きの現状に不満を露わにした指揮官は「後半はボールを保持して、とてもとても良いプレーを見せていた。チャンスを作り、支配したが、再び悪い形で失点した。これだけ多くの失点を喫することは許されない。守備のミスが毎試合、毎試合、起きている」と指摘したが、改善は決して簡単ではないと認識しているようだ。
「私にはやるべき仕事が多くあるが難しい。私は常に脆さを隠さなければいけないと話している。サッカーでは、それが重要なことだ。脆さがあるなら、それを隠さなければいけない」
守備に対する不満を口にした一方で、引き分けに持ち込んだことについては、「一般的な心持ちの一般的なチームであれば、試合に敗れていただろう。しかし、私の選手たちは最後まで戦った。二つ目のゴールを挙げて、三つ目のゴールが決まってもおかしくはなかった。最初の1分から90分まで、チャンスをつくり続けた」と、チームの戦いぶりを評価した。
最下位に低迷するノリッジにも勝ちきれないなど、モウリーニョ監督の就任後も苦しい戦いが続いているトットナム。指揮官は、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝のクラブを立て直すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)