サウサンプトン吉田、出場機会激減の苦境に英指摘 「長年にわたって良い兵士だったが…」
レスター戦の大敗以降は出場機会が激減しており、「時間は刻々と迫っている」と展望
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、イングランド8シーズン目の今季は出場機会を失っており、苦境の時期を過ごしている。英メディアは「サウサンプトンは1月に吉田麻也を売却すべき」と見出しを打ち、今冬の移籍市場での放出を提言している。
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サウサンプトンは過去にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(現リバプール)、ベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルド(現トットナム)、クロアチア代表DFデヤン・ロブレン(現リバプール)らワールドクラスのセンターバック(CB)を輩出してきた。
2012年に加入した吉田もライバルとの激しいポジション争いで出番に恵まれない時期もあったが、その都度這い上がり、世界最高峰のプレミアリーグで8シーズンもの間戦ってきた。しかし、今季はリーグ第10節レスター戦で0-9の歴史的大敗を喫して以降、出場機会が激減しており、加入以来最大の苦境に直面している。
英サッカー情報サイト「FOOTBALL FANCAST」は「サウサンプトンは1月にソフィアン・ブファルと吉田麻也を売却すべき」と見出しを打ち、「31歳CBの時間は刻々と迫っている。結局、彼は2020年夏に去る方針で、監督が一切起用しない“脇役”の1人だ」と辛辣な見解を記している。
「この日本人DFは今季公式戦わずか678分間の出場にとどまっており、ヤン・ベドナレク、ヤニク・ヴェスターゴーア、ジャック・スティーブンスに序列で先を走られている。1月の退団は避けられないものだが、前向きなものでもある。彼は長年にわたってセインツの良い兵士だったが、クラブは新たな戦力としてCBの獲得に乗り出すかもしれない」
吉田は今冬の移籍市場で新天地を求めることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)