レアル・ソシエダ、神童ウーデゴールのマンCレンタル移籍を“公式発表” その真相は?
“スペイン版エイプリールフール”の「聖イノセンテの日」にSNSに“ジョーク投稿”
スペイン1部レアル・ソシエダが現地時間28日、レアル・マドリードから期限付き加入中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがマンチェスター・シティへ期限付き移籍すると“公式発表”した。
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ウーデゴールと言えば、2014年に15歳253日の史上最年少でノルウェー代表デビューを飾り、「神童」として注目を集めた逸材。2015年にレアルへ移籍し、エリート街道を歩み始めた。今季からレアル・ソシエダに期限付き移籍で加入し、リーガ・エスパニョーラでの経験を積んでいた。
来季はレアルでのトップチームでプレーする期待も高まっているウーデゴールだが、突如としてイングランド移籍が発表された。レアル・ソシエダは28日、公式サイトで「公式発表」として「マルティン・ウーデゴールはローンでマンチェスター・シティへ移籍する」と伝えた。スペイン語だけでなく、英語やフランス語など多言語でも同じように発表されている。
SNSではマンチェスター・シティのファンが早速エデゴー加入の情報に反応を示しているようだが、実はこれはジョーク投稿だったようだ。12月28日は「聖イノセンテの日」という“スペイン版エイプリールフール”にあたる日で、レアル・ソシエダはそれに便乗した格好だ。
衛星放送「FOXスポーツ」では「マルティン・ウーデゴールがマンチェスター・シティへローン? ソシエダがイノセンテの日に“契約を発表した”」との見出しで報じ、レアル・ソシエダのジョーク投稿であることを指摘している。
なお、当然ながらこの移籍に関して、マンチェスター・シティや所属元のレアル・マドリードからは一切の情報が発表されていない。4月1日のエイプリールフールは日本でも浸透しているものの、スペインのイノセンテの日は馴染みが薄いだけに多くのファンが騙されているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)