U-22日本代表、年内最終戦でゴールラッシュ! 安部ら前線揃い踏みで5-0リードで後半へ

先制点となるFKを決めたDF中山雄太【写真:浦正弘】
先制点となるFKを決めたDF中山雄太【写真:浦正弘】

キャプテン中山の直接FK弾を皮切りに、旗手、前田、安部と攻撃陣がゴールラッシュ

 2020年に東京オリンピック出場を控えるU-22日本代表は、28日に国際親善試合でU-22ジャマイカ代表と対戦。キャプテンマークを巻いたDF中山雄太の直接FK弾で先制し、5-0で前半を折り返している。

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 年内ラストゲームとなった一戦は3-4-2-1システムでスタート。バルセロナBでプレーする10番のMF安部裕葵がシャドー、ポルトガル1部マリティモに所属するFW前田大然が最前線に入った。

 試合は開始早々にスコアが動く。前半5分、ペナルティーエリア手前右でFKを獲得した日本は、キャプテンの中山がキッカーを担当。左足を振り抜いた一撃は、GKにとってはほぼノーチャンスの左上隅に突き刺さり、幸先よく先制する。

 高い位置からプレッシャーをかける日本は、前半9分にも味方の横パスをダイレクトで合わせた安部が右ポスト直撃のシュートを放つなど主導権を握る。

 前半16分、左サイドからのスローインをMF松本泰志がゴールライン際でマイナスの折り返しを供給。走り込んだMF旗手怜央が右足ボレーで2点目を奪うと、その1分後には旗手の持ち出しから右サイドのMF長沼洋一を経由して前田がフィニッシュして3点目を挙げる。さらに同19分、ショートカウンターから旗手の地を這う左足シュートが相手DFの股を抜いてゴールネットを揺らし、あっという間に4点のリードを奪った。

 日本は前半22分、安部が相手選手に後ろから足を踏まれて転倒。しばらく立ち上がれず、足を引きずるシーンもあったがすぐさまプレーに戻った。その3分後には、前田がカットから右サイドを駆け上がって安部へパス。ダイレクトシュートは相手GKに防がれたが、日本の勢いを感じさせるプレーとなった。

 前半27分には、ペナルティーエリア内に侵入した安部が股抜きで1人抜き、相手のファウルを誘ってPKを奪取。相手GKに触られたがねじ込んで5点を挙げた。その後も日本はボールを握り、5-0と大量リードを奪って前半を折り返した。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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