バルサMFビダル、ボーナス3億円未払いでクラブ訴え 双方の主張が真っ向から対立
5億円受け取りのはずが2億円超… ビダルが弁護士を立てて訴えとスペイン紙報道
バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、クラブからボーナス約3億円が未払いになっているとして、ラ・リーガおよびスペインサッカー選手会(AFE)に訴えたとスペイン紙「ABC」が報じている。
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記事によれば、ビダルは昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出などのボーナスとして、クラブから計410万ユーロ(約5億円)を受け取れるはずが、実際には170万ユーロ(約2億1000万円)しか支払われていないと主張。残りの240万ユーロ(約3億円)を支払うように要求しているという。ビダルは弁護士を立て、12月5日に訴えを起こしたとされている。
これに対し、バルセロナ側はシーズンの公式戦で45分以上プレーした試合が全体の60%以上だった場合にボーナスとして満額200万ユーロ(約2億4000万円)が支払われる契約だったとしている。なお、ビダルは上記の条件を満たしていない。ボーナスの金額や条件などについて、双方の主張が食い違っている状況だ。
ビダルはバルセロナで出場機会が限られており、今季レアル・マドリードとの「エル・クラシコ」で先発落ちした際にはテレビインタビューで不満を露わにしていた。セリエAのインテル移籍が噂されており、今回の訴えは移籍を加速させるためにクラブにプレッシャーをかけているとも伝えられている。
騒動が大きくなっているなか、ビダルはこのままバルセロナを去ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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