ペップ監督やシティ選手、首位リバプールに白旗宣言 「不可能と言えないが難しい」
ウォルバーハンプトンに2-3で敗れたシティ、首位リバプールと勝ち点14差
マンチェスター・シティは現地時間27日に行なわれたプレミアリーグ第19節でウォルバーハンプトンに2-3で敗れ、2位浮上のチャンスを逃した。首位リバプールから勝点差14と大きく引き離され、シティを率いるペップ・グアルディオラ監督や選手も「(リバプールの)アドバンテージはあまりにも大きい」「不可能とは言えないが非常に難しい」と白旗を振っている。英公共放送局「BBC」が報じた。
プレミアリーグはシーズンの半分を終え、後半戦初戦とある第19節でシティはウォルバーハンプトンと対戦。前半のうちにGKエデルソンが退場する苦しい展開のなかで、イングランド代表FWラヒーム・スターリングの得点で先制するも、後半に逆転を許し、2-3で競り負けた。
これでシティは早くもシーズン5敗目。今節リバプールに敗れたレスター・シティを抜いて2位に浮上するチャンスだったが、勝点を伸ばすことはできなかった。首位リバプールは今季未だ無敗(17勝1分)で勝点52なのに対し、シティは12勝2分5敗の同38。クラブ・ワールドカップ出場の影響で1試合消化の少ないリバプールとの勝ち点差が「14」となっている。
グアルディオラ監督は「(リバプールの)アドバンテージはあまりに大きい」と事実上の白旗宣言。「リバプールのことを考えるのは非現実的だ。我々はレスターのことを考えている。2位の座を取り戻すチャンスはある」と目標を2位確保に切り替えている。
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