レスター監督、南野加入のリバプールに脱帽 「間違いなく恐ろしいほど良い」
0-4で敗れたレスターのロジャーズ監督、リバプールを称賛「ファンタスティック」
首位リバプールは現地時間26日、プレミアリーグ第19節で2位レスターと敵地で対戦し、4-0の完勝を収めた。レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は、リバプールの今季タイトル獲得を阻止するのは極めて難しいタスクだと語っている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えた。
今季首位を走るリバプールは、前半31分にイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのアシストからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのゴールで先制。後半26分に元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーがPKを成功させて追加点を得ると、その3分後に再びアーノルドのお膳立てでフィルミーノがゴール。さらにその4分後にはアーノルドも自らネットを揺らして、圧勝した。
直接対決を制したリバプールは、レスターとの差を13ポイントに広げて、勝ち点52でトップを維持。昨季に王者マンチェスター・シティとの戦線を繰り広げ、わずか1ポイントの差でトロフィーを逃した“レッズ”は、今季ここまで負けなしで順調に勝点を重ねている。
前節では昨年覇者のシティに1-3で逆転負けを喫していたレスター。ロジャーズ監督は「ここ2試合は、我々にとって非常にハイレベルなものだった。なぜなら、我々がどれほど良いパフォーマンスをし、今季のタイトルレースに参戦していても、直近の2試合を見れば、対戦した相手チームのクオリティーが分かるだろう。リバプールは間違いなく恐ろしいほど良い」と述べ、2012年から3年間リバプールで指揮を執っていたチームに脱帽している様子だ。
「彼らを止めるのはものすごく、ものすごく難しい。これは疑う余地もない。ファンタスティックなチームで、大きな自信を持っている。彼らは勝者になった。この18カ月でほとんど負けていない。十分な選手を擁していて、経験も豊富。集中し、仕事をやり遂げるためのクオリティーも十分に備わっている」
来年1月1日には、日本代表MF南野拓実が加入するリバプール。このままトップを走り続け、南野はプレミア初年度にして栄光のトロフィーを手にすることができるのだろうか。