クロップ監督、1ゴール2アシストのリバプールDFを大絶賛 「完全に並外れている」
レスター戦で大暴れしたリバプールDFアーノルドを指揮官が称賛
リバプールは現地時間26日、敵地でのプレミアリーグ第19節レスター・シティ戦に臨み、4-0の快勝を収めて2位レスターとの勝ち点差を13にまで広げた。ユルゲン・クロップ監督は、この試合で1ゴール2アシストを記録するなど、素晴らしいパフォーマンを見せたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを「完全に並外れている」と大絶賛している。英紙「インデペンデント」が報じた。
クラブワールドカップ(W杯)を制覇し、勢いに乗ったまま年末年始の超過密日程に突入したリバプールは、26日に2位につけるレスターと対戦。この日のアーノルドは手がつけられなかった。
前半31分に高精度のクロスボールからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの先制点をお膳立てすると、後半にはCKで相手のハンドを誘ってPKを奪取。また後半29分には再びフィルミーノのゴールをアシストし、その4分後には自らゴールを奪い、4得点に絡むパフォーマンスを見せつけた。
試合後に記者人からアーノルドは「世界一の立場を築いているか」という質問を受けると、クロップ監督は「正直なところ、私はあまり興味がない」と主張。そのうえで「そういったことは探していないが、このように言わせてほしい」と自身の言葉でアーノルドを称賛している。
「完璧なゲームではなかったが、彼は本当に素晴らしいプレーを見せてくれた。彼は決定的な形で我々を大いに助けてくれたよ。彼のクロスが我々にとって重要であることは分かっているし、それは完全に並外れているものだ。だけど、私は比較することができない。今はほとんどリバプールの試合を見ているだけなので、他の選手のことは見ていないからね」
アーノルドの活躍で2位との差を大きく引き離したリバプール。世界最高のサイドバックに近づいている成長著しい21歳のアーノルドは、今のリバプールにおいて重要な選手であるのは間違いないようだ。