バルサ&レアルが獲得した有望な24歳以下選手をスペイン紙が分析 久保の“立ち位置”は?

今夏レアル・マドリードに加入後、レンタル先のマジョルカでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】
今夏レアル・マドリードに加入後、レンタル先のマジョルカでプレーするMF久保建英【写真:Getty Images】

過去10年間で獲得した両クラブの若手を分析 ネイマールの125億円を超えたのは…

 まもなく2020年を迎え、冬の移籍市場もオープンする。スペイン紙「マルカ」は同国の2強であるレアル・マドリードとバルセロナの補強を分析し、移籍市場が変わりつつあると指摘した。

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 世界トップクラスの選手を獲得するためには、天文学的な数字の金額が必要となり、スペインのクラブにとって、完成されたスター選手を獲得するのは簡単ではないと同紙は指摘する。今も世界トップの選手たちを獲得しているように見えるレアルとバルサだが、マルカ紙は両クラブがこの10年で獲得した24歳以下の選手を紹介し、彼らがどれだけ将来有望な若手を獲得したかを分析した。

 バルサは2012-13シーズンに当時23歳のスペイン代表DFジョルディ・アルバを1400万ユーロ(約17億円)で獲得。翌シーズンには1億300万ユーロ(約125億円)で21歳のブラジル代表FWネイマールを獲得している。22歳だったドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは2014-15シーズンに1200万ユーロ(約14億5000万円)で加入した。ネイマールは186試合に出場し、105得点を挙げた一方で、現在も正GKを務めるテア・シュテーゲンはすでに213試合に出場している。

 バルセロナはこの10年で24歳以下の選手を9人獲得したが、移籍金が最も高額だったのは、2017-18シーズンに獲得したフランス代表FWウスマン・デンベレで1億2500万ユーロ(約151億円)、続いて高額だったのがネイマール、そして今夏に加入してレギュラーに定着している22歳のオランダ代表MFフランキー・デ・ヨングの7500万ユーロ(約91億円)となっている。ちなみに最安値は2018-19シーズンに19歳で獲得したフランス人MFジャン=クレール・トディボで移籍金は、100万ユーロ(1億2000万円)だという。

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