メッシとロナウドの“世界最高論争”に終止符? 英メディア主張「最新コンピュータが結論」
専門家によるデータ分析の結果を紹介「メッシはロナウドのライバルではなくなった」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは過去10年間、ベストプレーヤーの座を争い、サッカー界屈指のライバル関係を築き上げてきたが、英メディアは最新のスーパーコンピュータが“世界最高論争”に終止符を打ったことを紹介している。
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メッシは今年度のバロンドールを受賞し、6度目の栄冠を手にした。これにより、5度の受賞で並んでいたロナウドの先に立ち、歴代最多の受賞を成し遂げている。直近12年間、11個のバロンドールを独占してきた2人だが、“世界最高論争”に結論が出たようだ。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「メッシとロナウドの論争にスーパーコンピュータが終止符を打った」と見出しを打ち、最先端システムを用いたデータ分析により2人の徹底比較を行っている。
「サッカー選手の価値はゴールやアシストによって測定されがちだが、試合では平均1600アクションが生じていると推定されているため、ゴールは一部の事象にすぎない」と指摘したうえで、専門家が各アクション(シュート、パス、ドリブル、タックル)をデータで分析したという。
「スーパーコンピュータがメッシのほうが優れているという結論を出した。最初のシーズンでは、メッシとロナウドは非常に近い数値を叩き出していたが、2015-16シーズン以降は事実上、メッシはロナウドのライバルではなくなった」
記事は、「世界最高の選手はメッシだ。異議を唱えるのは愚かに映る。コンピュータと議論することはできないのだから」と締めくくっており、10年以上にわたる“世界最高論争”に終止符が打たれたことを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)