2019年「最も致命傷を与えたストライカー」は? 英紙脚光「1人の男が食い尽くした」

2019年のストライカー得点ランキングにランクインした選手たちとは【写真:Getty Images】
2019年のストライカー得点ランキングにランクインした選手たちとは【写真:Getty Images】

レバンドフスキが天才メッシを上回る58試合54得点をマーク

 まもなく2019年も終わりを告げようとしているなか、英紙「デイリー・メール」は今年のストライカー得点ランキングTOP15を発表。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペらを制してトップに立ったのは、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキだった。

「2019年に最も致命傷を与えたストライカーは誰? ムバッペ、メッシ、スターリングも地球上で最大級の脅威をもたらしたが、1人の男が彼らを食い尽くした」

「デイリー・メール」紙はこのように見出しを打ち、今年ゴールを量産したストライカーたちにフォーカス。ドイツ王者バイエルンのエースとして君臨するレバンドフスキが1位に輝いた。

 レバンドフスキはこれまでブンデスリーガで通算4度の得点王(13-14、15-16、17-18、18-19シーズン)に輝くなどサッカー界屈指の点取り屋として名を馳せる。31歳で迎えた今年もその実力を惜しみなく発揮。2019年はクラブと代表戦合わせて計58試合に出場し、54ゴールをマークした。

 2位はバルセロナのメッシで、58試合50ゴール。レバンドフスキとの差はわずか「4」で、ふくらはぎなどの故障により今季のスタートで出遅れなければ1位だった可能性も十分にある。2010年は60ゴール、16年は59ゴール、昨年は54試合51ゴールでトップに立っていたメッシ。今年は2位となり、2年連続の年間最多スコアラーには至らなかった。

 3位に入ったのはPSGのムバッペだ。今月20日に21歳の誕生日を迎えた神童は2019年、リーグ戦29試合で31ゴール、クラブと代表戦との合計では49試合44ゴールだった。ムバッペは今回のランキングで唯一、ワールドカップ優勝を経験。クロアチアとの決勝でもネットを揺らして、枠内シュート率は90%近くをマークしている。大会中2ゴール以上を記録した選手のなかでは最も高いパーセンテージだった。

 4位にはマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングが続き、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは5位だった。

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