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インザーギ監督がギネス杯参加クラブ唯一の3戦全敗にも強気 「選手の奮起を感じることができた」
自身のやり方を貫く覚悟の指揮官
「この精神と勝利への欲望を持ち続けなければいけない。選手にはこのまま継続することを求めたい。我々の真価はイタリアに戻り、公式戦を戦うときにこそ表出する」
我が道を貫くことを宣言し、選手にも追随を求めた“ピッポ監督”だが、2失点は気がかりだという。
「ちょっとナイーブだ。我々のポゼッション時に2失点を喫している。だが、我々はミランだ。ボールを相手に譲り渡してはいけない。ここから前進していくが、守備陣が成長してくれるとうれしい。1-0か1-1で終われば何の問題もなかった」
開幕までまだ1カ月ある。イタリア代表FWマリオ・バロテッリ、元フランス代表FWジェレミー・メネズ、オランダ代表MFナイジェル・デヨングという主力はまだトップコンディションではない。しかしながら、欧州チャンピオンズリーグ決勝リーグの常連が顔をそろえたギネス杯で、オリンピアコス相手にすら0-3で大敗したミランはその凋落と場違い感を悲しいほどに露呈してしまった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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