プレミアで最も“ダイブ”する選手は? トップ5を英メディア発表「猫を被っている」
ヴァーディ、サラー、ケインらトッププレーヤーも選出 「近い距離で監視する必要がある」
プレミアリーグは現在、世界最高のレベルと人気を誇るリーグとして知られており、サッカー界を代表するワールドクラスの猛者が集っている。今季からVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されたが、英メディア「talkSPORT」は「現在のプレミアリーグ“ダイブ職人”5人をランキング化」と見出しを打ち、トップ5を発表している。
放映権の高騰化により、プレミアは上位クラブだけでなく、中堅クラブも豊富な資金を手にし、世界でも名の知れた選手たちの獲得に踏み切ることができる。今やリーグ全体で最もタレントを備えているのは、プレミアであることに疑いの余地はない。
それもあり、プレミアの試合におけるライン際の駆け引きや球際の激しさもハイレベルなものにあり、誤審の疑惑が幾度となく話題を呼んできたが、今季からついにVARが導入され、すでに多くの局面で活用されている。そんななか、同メディアのエイドリアン・ダーハム記者は、最も“ダイバー”の印象が根付いているプレミアリーグ選手のトップ5を紹介している。
5位はレスターの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ。「彼が多くのPKを勝ち取ってきたのは周知の通りだが、中には適切なジャッジもあり、一方で見え透いたダイブもあった」と指摘している。
4位はバーンリーのFWアシュリー・バーンズ。「ダイブを黙認するショーン・ダイク(監督)が猫を被っているのが垣間見える。称賛すべき存在だが、ホーム戦では彼を近い距離で監視する必要がある」と言及した。3位はリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーで、「何も説明する必要はない」としている。
2位はクリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハ。「クリスタル・パレスのファンは面白く思わないだろうが、イエローカードの数がそれを物語っている。彼がアンフェアに転倒させられることもあるが、キャリアを通して簡単に倒れてきた事実に疑いの余地はない」と伝えている。
1位はトットナムのイングランド代表FWハリー・ケインだ。“プレミアリーグで最もダイブをする男”に位置付けられたわけだが、「彼は相当賢いので、あまりに上手くやりすぎる。見逃される場合のほうが多い」と指摘した。VARの導入により、ダイブは減少の一途を辿ることになるが、それによって得点数の変動が大きくなる選手も中にはいるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)