英雄ラウール、レアルB“監督1年目”に地元紙注目 規律重視の指導「エゴを持たせない」
今季からカスティージャの監督に就任、若き才能の育成に注力
今夏の日本代表MF久保建英(現在はマジョルカに期限付き移籍中)やベルギー代表MFエデン・アザール、18歳のブラジル代表FWロドリゴらの加入によって、レアル・マドリードは今シーズン再び大きな注目を集めている。それはBチームに当たる「カスティージャ」も同様で、今季からチームを率いるクラブの大スター、ラウール・ゴンザレス監督がどのような采配を執っているかについて、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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カスティージャは開幕前時点でロドリゴや久保らが所属するかに見られていたが、ともに1部の舞台を主戦場にしている。この2人がいないこともあってか、スペイン3部に当たるセグンダBのグループ1で17試合を終えて5勝7分5敗、消化試合数が1試合少ないなか12位という成績にとどまっている。昇格に向けてやや厳しい状況にいるが、指揮官は若き選手に規律を相当に求めているようだ。
「ラウールはチームに大きなエゴを持たせたくない」とした代表例は、ピッチ外での振る舞いだ。選手は試合前、クラブが指定した服装で来ることを求めるとともに、トレーニングについても開始時間の1時間15分前には練習場であるバルデベバスに到着しているようにというルールを作っている。
2部練習をさせるなど、熱心に若き才能を育てようとしているラウール監督だが、自らがスポットライトを浴びることは良しとしていないようだ。メディアが日々の動きに密着するドキュメンタリー映像への出演を拒否したとのことで、ラウール監督の考え方が分かってくる。
現在のトップチームにも、スペイン代表DFダニエル・カルバハルらカスティージャ出身の選手は多い。ラウール監督はトップチームに1人でも多く送り込み、指導者としてのキャリアの第一歩を良い形で進めることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)