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「FKの王」天才・中村俊輔、芸術ループ弾や魔球ミドル弾に海外再脚光「偉大なゴール」
リーグ優勝を決めるFK弾で狂喜乱舞、急カーブからの魔球弾で衝撃
また2007年4月22日の敵地キルマーノック戦で決めたリーグ優勝決定FK弾もピックアップされている。勝てばリーグ優勝というなか、1-1のまま後半アディショナルタイムを迎え、相手エリア手前でFKを獲得。中村が低い弾道のFKを放つと、ボールは左サイドネットに吸い込まれた。雄叫びをあげた中村はユニフォームを脱ぎ、そのまま観客席に突っ込んでファンや同僚と狂喜乱舞している。
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さらに2008年4月16日の敵地レンジャーズ戦で叩き込んだ“魔球ミドル弾”も選出された。前半20分、ピッチ中央でトラップした中村は、ゴールまで約30メートルの位置から豪快に左足を振り抜く。アウトサイドにかかった一撃は、ゴール正面へ飛んだかに思われたが、そこから左に向かって急カーブ。衝撃の軌道を描いてネットに突き刺さった。
セルティックでレジェンドとして神格化されている天才レフティー。スコットランドでの活躍はいつまでも語り継がれるに違いない。