名門マンU、南野の元同僚FWをリストアップ 15億円超の高額年俸提示で本格交渉へ
ザルツブルクFWハーランドに白羽の矢、他クラブとの争奪戦に
イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、冬の移籍市場での目玉補強としてザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドをリストアップし、高額年俸提示で交渉を有利に運びたい思惑だという。英紙「ザ・サン」やイタリア衛星放送局「スポーツ・メディアセット」が報じている。
ハーランドは日本代表MF南野拓実らとザルツブルクの攻撃ユニットを形成し、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで6試合8ゴールの得点力を発揮。それでもザルツブルクは決勝トーナメントに進めず、注目を浴びた選手たちの中で南野はリバプール行きが決定。今では、ハーランドの行方が焦点になっている。
ユナイテッドだけでなく、ユベントスやACミランといったイタリアのクラブも獲得に名乗りを上げるとされるなか、英紙「ザ・サン」は3000万ユーロ(約36億円)ほどで済む移籍金という契約条項から予算を選手の年俸提示に投下。その金額が手取り1300万ユーロ(約15億6000万円)という超高額のものになるようだ。好条件の提示でハーランドの獲得に優位に立つことが狙いだという。
一方、スポーツ・メディアセットでは、ハーランドの代理人であるミノ・ライオラ氏とクラブの関係に着目。そこでは、ライオラ氏が候補に挙がっているクラブではユナイテッドとユベントスとの間に優良な関係があるとして、この2クラブが移籍先として有力だと伝えている。一方で、英紙のレポートを受けて「ユベントスが提示できる金額ではない」とレポートし、ユナイテッドが有利との見方を示した。
ドルトムントやライプツィヒといったブンデスリーガからも獲得に手が挙がるホランドだが、本格的に冬の移籍市場がスタートするまで約1週間。着々と各クラブが条件提示を進めている模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)