優勝の横浜FMはコスパ抜群! 2019年「J1平均年俸ランキング」発表、断トツ1位は?
イニエスタらスーパースターを擁する神戸が平均1億7300万円で断トツ1位
日本サッカーのトップリーグであるJ1の平均年俸はいくらなのか。英国のリサーチ会社「スポーティング・インテリジェンス」が、世界中のスポーツにおける2019年の平均年俸額を発表。J1の18クラブもその調査結果に含まれ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらスターを抱えるヴィッセル神戸が断トツ1位だった。そして、優勝を果たした横浜F・マリノスは意外な数字となった。
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同社の調査によるJ1平均年俸額は32万6839ドル(約3595万円)。サッカーにおいては、調査対象リーグの中でイングランド・プレミアリーグ、スペイン1部、セリエA、ブンデスリーガ、フランス1部の欧州5大リーグに加え、中国スーパーリーグ、米メジャーリーグサッカー(MLS)に次ぐ数字となり、スコットランド1部リーグは上回る数字となった。
最も平均年俸額が高いのが神戸で、157万2238ドル(約1億7300万円)だという。イニエスタ、今季限りでの引退を表明した元スペイン代表FWダビド・ビジャや元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキといったビッグネームに加え、バルセロナから加入したスペイン人MFセルジ・サンペールや、夏のウインドーで加入したベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンといった外国人選手たちが平均を押し上げていることは推測できる。
それに次ぐのが浦和レッズだが、44万7433ドル(約4920万円)で神戸の3分の1以下となった。J1の第3位はサガン鳥栖の43万1048ドル(約4740万円)で、こちらは夏に引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの影響も大きそうだ。そこに、川崎フロンターレの41万3564ドル(約4550万円)、名古屋グランパスの37万5942ドル(約4140万円)が続き、トップ5までが平均を超えたチームになった。そのうち3チームがギリギリまでJ1残留を争った。
中位以下に目を向けると、最後までリーグ優勝を争ったFC東京が25万4062ドル(約2790万円)で8位。そして、今季18位でのJ2降格となったジュビロ磐田は21万4477ドル(約2360万円)で全体10位なのに対し、優勝した横浜FMが全体12位の20万2028ドル(約2220万円)とされ、相当なコストパフォーマンスの差が表れるランキングになった。