プレミア過去10年の「クラブ別ベストプレーヤー」を英紙選出 王者マンCの“トップ”は?

選出された(左から)ジェイミー・ヴァーディ、ハリー・ケイン、エデン・アザール【写真:Getty Images】
選出された(左から)ジェイミー・ヴァーディ、ハリー・ケイン、エデン・アザール【写真:Getty Images】

南野加入が決っているリバプールでは、現バルサFWスアレスが「最も才能ある選手」

 英高級紙「ガーディアン」がプレミアリーグの過去10年におけるクラブ別ベストプレーヤーを選出。王者マンチェスター・シティでは元スペイン代表MFダビド・シルバ、欧州王者リバプールではウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現バルセロナ)といったビッグネームが名を連ねた。

 この企画では、ガーディアン紙の記者陣が今季プレミアリーグで戦っている20チームを対象とし、過去10年間の活躍からクラブごとにベストプレーヤーをピックアップした。

 現在2連覇中、この10年間に4度の優勝を経験しているマンチェスター・シティでは中盤の要である元スペイン代表MFシルバが選ばれてる。2010年からシティで活躍し、この10年間で獲得したタイトルすべてを経験。文句なしの選出と言えるだろう。

 シティの宿敵マンチェスター・ユナイテッドではスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが選出された。アレックス・ファーガソン氏に率いられ、クラブが最後にプレミア制覇を成し遂げた2012-13シーズンからプレーする数少ない選手の一人で、チームを最後方から支える守護神。毎年のように移籍が噂されながらも、“赤い悪魔”のゴールを守り続けている。

 昨季UEFAチャンピオンズリーグを制したリバプールからは、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが選ばれている。シティとの熾烈な優勝争いを繰り広げて2位に入った2013-14シーズンに31得点を挙げて、得点王のタイトルを獲得。在籍期間は4年と短かったが、そのインパクトは絶大だったようで、記事では「リバプールの歴史上最も才能ある選手? その可能性が高いだろう」と記された。

 この10年でシティに次ぐ3度の優勝を果たしているチェルシーでは、ベルギー代表MFエデン・アザール(現レアル・マドリード)、アーセナルではウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(現ユベントス)、近年トップ4常連のトットナムではイングランド代表FWハリー・ケインが選出された。

 日本代表FW岡崎慎司(現ウエスカ)が所属していた2015-16シーズンにプレミア初優勝したレスターでは現在もエースを張る元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディなど、やはりチームの顔として長きにわたって活躍する(した)選手が多く選ばれる結果となった。

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