2019年「スポーツチーム平均年俸ランク」発表 サッカーの名門クラブがトップ3独占!
プレミアリーグはトップのマンC以下に大きな差がなく、優勝争い同様に上位陣が拮抗
バイエルンがトップに立ったブンデスリーガは、2位のドルトムントが497万1358ドル(約5億5000万円)で、3億円超の差がついた。3位のレバークーゼンが318万6501ドル(約3億5000万円)だけに、毎シーズンの本命がバイエルンであり、ユベントスやPSGほど1強ではないという構図が年俸額からも当てはまるようだ。
その中でプレミアリーグに目を向けると、2位のマンチェスター・ユナイテッドは765万7000ドル(約8億4000万円)でシティと大きな差がなく、シティの半額を下回るのはリーグ内で8位のレスターが最初で419万1200ドル(約4億6000万円)。リバプール、アーセナル、チェルシー、エバートン、トットナムがその間に入るという調査結果になっており、他リーグと比べて拮抗している。激しいリーグ優勝争いが繰り広げられるのも納得というところだ。
また、リーグ全体では欧州5大リーグのなかでトップがプレミアリーグで平均317万3264ドル(約3億5000万円)。以降、スペイン1部の254万7061ドル(約2億8000万円)、セリエAの223万1871ドル(約2億5000万円)、ブンデスリーガの197万9638ドル(約2億2000万円)、フランス1部の129万8449ドル(約1億4000万円)となり、プレミアリーグの層の厚さが際立った。
あくまでも平均の金額であり、前述のメッシやロナウドのような存在は数字を一気に押し上げるものだが、分布としての傾向は見て取れる。欧州5大リーグの中でもトップクラブとなれば、選手との超大型契約はスタンダードだということが明らかになっている。