チェルシー戦に出場したソン・フンミン、相手MFとの競り合いで過激プレー

　トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは現地時間22日、プレミアリーグ第18節のチェルシー戦（0-2）に先発出場し、転倒した際の報復行為により一発退場となった。韓国メディアも「また一発退場」と伝えた一方、「悪童のイメージが付けば…」と今後を懸念している。

　トットナムの指揮官に途中就任したモウリーニョ監督とチェルシーのフランク・ランパード監督による“師弟対決”として注目を集めた一戦で話題となったのは、ソン・フンミンの過激プレーだった。

　トットナムが0-2と劣勢で迎えた後半17分、左サイドで相手DFアントニオ・リュディガーと競り合った際に転倒。ソン・フンミンは回転しながらリュディガーの腹部を両足で蹴り上げた。

　一連のプレーをVAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）が確認し、最終的に報復行為とジャッジされ、主審はレッドカードを提示。不満を露わにしたソン・フンミンだが一発退場となり、そのままピッチを後にした。数的不利となったトットナムは、攻め手を見い出せないまま0-2で敗れている。

　現地メディアが一斉に反応したなか、韓国の総合ニュースサイト「デイリーアン」も「ソン・フンミンがまた一発退場を受けた」と報道。「ソン・フンミンはレッドカードを受けると、グラウンドに座って悔しさを露わにしたが、判定は覆らなかった。ソン・フンミンが退場となるのは今季二度目で、今年に範囲を広げると三度目だ」と伝えている。