英誌が選定、マンCから最多11人選出　アジア人選手ではソン・フンミンが唯一の選出

　年の瀬を迎えている2019年だが、最も活躍したサッカー選手は誰だろうか。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が、2019年の世界優秀選手100人を選出してランキング形式で紹介した。

　2019年度版の世界優秀選手を選んだベスト100は、「フォー・フォー・トゥー」誌の編集部員や世界中のジャーナリストによって決められた。

　昨季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制し、FIFAクラブワールドカップでも優勝して世界一の称号を手にしたリバプールからは、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを含め9人の選手が選ばれている。

　それよりも多くの選手が選出されたクラブは三つあり、ベルギー代表MFエデン・アザールなどが選ばれたレアル・マドリード、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを有するバルセロナから10人ずつ選ばれている。最も多くの選手が選ばれたのが、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネなどが所属するマンチェスター・シティで11人となっている。

　トットナムの韓国代表FWソン・フンミンがアジアで唯一ベスト100入りを果たしているが、リバプールのブラジル代表GKアリソンなどのブラジル勢が10人、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペなどのフランス勢が10人も選ばれている。それを上回った国がシティの元スペイン代表MFダビド・シルバなどのスペイン勢で、16人という圧倒的な人数がベスト100入りを果たしている。