“報復キック”のソン・フンミン、退場処分にクラブが異議 モウリーニョ「5回も罰を…」

退場を命じられたトットナムFWソン・フンミン【写真:AP】
退場を命じられたトットナムFWソン・フンミン【写真:AP】

チェルシー戦でリュディガーを“蹴り上げ”一発退場、3戦出場停止にトッテナムが異議申し立て

 トットナムは現地時間22日に行われたチェルシー戦(0-2)での韓国代表FWソン・フンミンに対する一発退場処分に、異議申し立てを行ったようだ。英公共放送「BBC」が報じている。

 ソン・フンミンは0-2とリードされて迎えた後半17分、チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの胸のあたりを蹴り上げてしまい、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)での確認が行われた後に主審からレッドカードを提示された。

 イングランドサッカー協会(FA)によれば、報復行為を行ったソン・フンミンには3試合の出場停止処分が下されているが、トットナムはこれに異議申し立てを行ったという。チームを率いるモウリーニョ監督はソン・フンミンへの3試合出場停止は厳しすぎると感じているようで、次のようにコメントしている。

「ソンが5回も罰を受けないことを願うよ。1つ目はリュディガーから彼が受けたファウル。2つ目は彼が退場したこと。3つ目はブライトン戦でプレーできないこと。4つ目はノリッジ戦でプレーできないこと。5つ目はサウサンプトン戦でプレーできないことだ。彼への罰は2つ目までで十分だ。3つ目、4つ目、5つ目はふさわしくない」

 年末年始恒例の過密日程で試合が2日、あるいは3日おきに予定されているだけに、主力選手であるソン・フンミンの不在がチームに与える影響も一際大きくなりそうだ。トットナムの異議申し立てに、FAはどのような回答を示すのだろうか。

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