ノルウェー神童、“教材級”の完璧FK弾に海外称賛 「ベッカムクラス」「バッジョだ」
ソシエダMFウーデゴールがオサスナ戦でビューティフルFK弾をマーク
レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、現地時間21日に行われたリーガ第18節オサスナ戦(4-3)で鮮やかな直接FK弾を決めた。海外ではFKの名手で鳴らした元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムや、“ファンタジスタ”として知られる元イタリア代表FWロベルト・バッジョに重ね合わせる声があがっている。
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ソシエダは前半15分にウーデゴールのスルーパスからスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが先制ゴールを記録。スペイン人FWポルトゥが追加点を挙げてリードを2点に広げて迎えた同28分だった。
ペナルティーアーク左後方からのFKキッカーを任された21歳のレフティーは、相手選手6人によって目の前に形成された壁の間を縫うピンポイントの一撃を繰り出すと、シュートは元コロンビア代表GKセルヒオ・エレーラが一歩も動けない完璧な軌道でゴール右隅に突き刺さった。
スペイン紙「マルカ」が満点の三つ星評価で「崇高な教材」と称えると、ノルウェー放送協会「NRK」も「新たなウーデゴールショー:スケールが爆発」と評価。さらにノルウェー紙「ヴェルデンス・ガング」も「ウーデゴールが7ゴールの中で輝いた:ベッカムクラス」との見出しでウーデゴールの一撃をレポートしている。
記事では、元DFで現在はノルウェーテレビ局「TV2」のフットボール専門家を務めるイェスパー・マティーセン氏が「このFKはベッカムクラスだ」と主張。これに、元FWでマティーセン氏より10歳年上のベルント・フルスケル氏は「はは、君は若い。これはバッジョだ」と名手バッジョを比較対象として挙げた。
ソシエダはその後オサスナの反撃に遭うも、なんとか逃げ切って4-3で勝利。ノルウェーの神童として16歳で名門レアル・マドリードの一員となるも、レンタルでの武者修行でクラブを転々としてきたウーデゴールだが、世界最高峰のリーガで実力を発揮しつつある。