C・ロナウド、表彰式での“メダル外し”に賛否 「勝者のメンタリティー」「リスペクトに欠ける」
スーペルコッパのラツィオ戦に1-3で敗戦 表彰式での振る舞いが議論の的に
ユベントスは現地時間22日、ラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナに臨み、1-3の敗戦を喫した。試合後の表彰式で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはメダルを授与されるも即座に外し、その振る舞いに賛否両論が巻き起こっている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
昨季のセリエA王者とコッパ・イタリア王者がサウジアラビアの地で激突した一戦は、前半13分にラツィオがスペイン代表MFルイス・アルベルトのゴールで先制。ユベントスは同45分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが同点弾を決めたが、後半28分にラツィオが再びリードを奪うと、同アディショナルタイムにも加点したラツィオがタイトルを手中に収めた。
試合後には表彰式が執り行われ、ユベントスの面々には準優勝のメダルが授与されたが、ここでロナウドの振る舞いが注目されている。メダルを首にかけられたロナウドは、間髪入れずに外してその場を離脱。握手を求められたことにも気付かず、憮然とした表情で立ち去っている。
英紙「デイリー・メール」は「銀メダルは好きじゃない?」と見出しを打ち、その振る舞いを「点取り屋は目に見えて怒っており、メダルを受け取った直後に外していた」と伝えた。また、英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは「ロナウドは銀メダルの人間ではない、どうだろう?」と綴り、このシーンの動画を公開。返信欄には「これが勝者のメンタリティーだ」「残念なのは理解できる」という擁護や、「完全に終わった選手」「良い負け方を知らない」「リスペクトに欠けている」という批判まで、幅広い意見が寄せられている。
いずれにせよ、勝利への欲求が強いからこそ、敗戦の悔しさが振る舞いにも出てしまったことは確かだ。ロナウドが長い間、世界トップレベルに君臨し続けている理由の一つなのかもしれない。