“デ・ヘア大失態”が思わぬ余波… モウリーニョのインタビュー中に起きた“悲劇”に注目
デ・ヘアが痛恨ミスで失点 他会場で行われていたモウリーニョ監督のインタビューにも影響
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間22日、プレミアリーグ第18節でワトフォードと対戦し、敵地で0-2と敗れた。スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの痛恨のキャッチミスによる失点が敗因となったが、他会場で行われていたトットナムのジョゼ・モウリーニョ監督の試合後のインタビュー中に生じた“思わぬ余波”に注目が集まっている。
第15節のトットナム戦、第16節のマンチェスター・シティ戦をともに2-1で競り勝つなど、直近のリーグ戦5試合で無敗と好調の兆しを見せていたユナイテッドは最下位ワトフォードのホームに乗り込んだ。勝ち点3が求められる一戦だったが、“絶対的”守護神の痛恨ミスで失点をもたらすことになる。
0-0で迎えた後半5分、右サイドでセットプレーを与えた場面、競り合いで高く上がったルーズボールに相手FWイスマイラ・サールがダイレクトボレーを狙うも、当たり損ねて弱々しい弾道となってしまう。余裕を持ってキャッチを試みたデ・ヘアだったが、ボールは両手の間をすり抜け、まさかの凡ミスで失点を喫してしまった。
一方、デ・ヘアの痛恨キャッチミスは、他会場で行われていた試合でも反響を呼んでいたようだ。同日に開催されていたトットナム対チェルシーは2-0でチェルシーが勝利を収めたが、モウリーニョ監督が試合後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じていた最中、デ・ヘアの“衝撃的ミス”を近くのテレビで見ていた解説者の元ユナイテッドDFガリー・ネビル氏が唖然とした表情を浮かべ、顔を抑えて失点を嘆いていた。
モウリーニョ監督もインタビューを切り上げた後、テレビ前まで足を運び、流れていたリプレーを神妙な面持ちで見つめていた。2016年から2年間ユナイテッドを指揮していたモウリーニョ監督はデ・ヘアを重宝していたが、“愛弟子”に起きた惨劇に複雑な心情を抱いていたのかもしれない。