王者バイエルンが直面するジレンマ 独代表MF獲得か、ブラジル代表MFの完全移籍か
シティMFサネの獲得を目指す一方、コウチーニョの買い取りという選択肢も
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、冬の移籍市場でマンチェスター・シティのドイツ代表MFレロイ・サネの獲得を目指しているが、そこには一つのジレンマもあるという。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
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バイエルンは昨季限りで長年“ロベリー”の愛称で親しまれた、元オランダ代表FWアリエン・ロッベンと元フランス代表FWフランク・リベリーのコンビが退団。その後継者として、母国を代表するウインガーのサネ獲得を目指し、すでに今夏の時点で具体的な話に発展したという。
しかし、サネが右膝前十字靭帯の損傷という重傷を負い、その移籍話は頓挫していた。バイエルンは継続的にサネの獲得を目指しており、サネ自身もまたバイエルンへの移籍に前向きで、今冬にもその移籍が実現する可能性が十分にあるとしている。
その一方で、バイエルンは今季バルセロナからブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを期限付き移籍で獲得した。完全移籍のオプションは付帯しているものの、その金額は1億2000万ユーロ(約144億円)という高額なもの。それだけに、サネの獲得はコウチーニョの買い取りを諦めるのと同じ意味があると指摘されている、
コウチーニョは14日のブレーメン戦で、ハットトリックしたうえに2アシストとその実力を見せつけた。いずれも世界トップクラスの能力を持つ選手たちだけに、どちらかを選ばざるを得ない状況はバイエルンの上層部を大いに悩ませることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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