世界一足の速い選手? 今季最高“時速37km”をマークしたユナイテッドMFに英注目
ユナイテッドのブラジル代表MFフレッジ、エバートン戦で驚異的なスピードを披露
世界的に足の速い選手の重要性が高まっているサッカー界。プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドにもスピードのある選手たちがたくさんいるなか、データ分析会社「OPTA」が算出したデータによれば、現地時間14日に行われた第17節エバートン戦でブラジル代表MFフレッジのスピードが今季最高の時速23.17マイル(約37km)を計測したようだ。英紙「ザ・サン」が報じた。
サッカー選手の個性と言えるスピードは、現在世界的に重要視される能力の一つとなっている。特にユナイテッドは、スピード感あふれる選手たちが多数在籍。12月にはイングランド代表FWジェシー・リンガードが21.39マイルを記録すれば、昨季まで所属していたベルギー代表FWロメル・ルカクも22.5マイルを記録している。
そんななか、今年は最初の17試合のうち15試合でイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとウェールズ代表FWダニエル・ジェームズがトップスピードを記録する試合が続いた。8月のクリスタル・パレス戦ではラッシュフォードが22.56マイルを計測。ジェームズはシェフィールド・ユナイテッド戦で22.18マイルを記録するほどだ。
しかし、そんな2人の記録を破ったのがブラジル人MFフレッジだった。プレミアリーグ第17節エバートン戦で記録したスピードは、驚異の23.17マイル。これは米国南部から中米にかけて生息する鳥類ミチバシリ(ロードランナー)の一般的なスピードとされる20マイルを、遥かに上回る数値となっている(ただし、一部のロードランナーは27マイルを出す)。
そんな砂漠の鳥と呼ばれるミチバシリを凌ぐスピードでピッチを駆け回るフレッジ。今後、ユナイテッドの試合観戦時には、フレッジのスピードに注目してみるのもいいかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)