本田ライバルのジェノア移籍にストップ!? アトレチコがミランの仁義なき”又貸し”に強権発動

イタリアメディア報じる チェルチの再レンタルがストップ

 ジェノアへの期限付き移籍でクラブ間合意に達していると報じられたACミランのイタリア代表MFアレッシオ・チェルチだが、その移籍にストップがかかっているようだ。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 その要因は、チェルチの保有権を持つアトレチコ・マドリードの存在だ。アトレチコはミランによるチェルチの仁義なき“又貸し”に難色を示し、移籍交渉がストップしているという。あくまでも、チェルチはミランに対して期限付きで貸し出した選手であり、ジェノアに対してはチェルチ獲得を望む場合は完全移籍での買い取りを求めているとしている。

 この冬の移籍市場において、チェルチを含めたサイドアタッカーの人材は、ミランやジェノアにとってキーになる存在となっている。モナコから買い取り義務発生間近で“返品”されたイタリア代表FWステファン・エルシャラウィは、ジェノアユースの出身。ローマやフィオレンティーナ、ユベントスなどと共にジェノアは期限付き移籍での獲得に手を挙げていた。また、ジェノアのMFディエゴ・ペロッティにはミランが夏の段階から獲得に興味を示している。

 

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