リバプールの“ガラスのエース”がまたも負傷離脱 消えぬクロップ監督の頭痛の種
度重なる負傷で今季は6試合に出場したのみ
復帰間近となっていたリバプールのFWダニエル・スターリッジが故障を再発させ、5日のリーグ杯準決勝ストーク・シティ戦初戦を欠場することが決まった。英国営放送「BBC」が報じている。
ユルゲン・クロップ監督は8日の記者会見で膝痛で離脱しているイングランド代表FWの悲報を伝えている。
「ダニエルが現時点でしなければいけないことは試合に出るためハードワーク。開幕前のトレーニングをやりきったのは遠い昔の話。開幕前に身体を強化し、エネルギーを蓄え、試合に必要なもの全てを作り上げる。(通常の場合)そこから問題が起こるものだ」
エースの期待を集めるスターリッジは昨季、故障の連続で19試合出場に止まっている。今季は開幕前にアメリカで臀部(でんぶ)を手術したが、太もも裏や膝を痛めて前半戦6試合しか出ることができていない。現時点でリバプールのFW陣は、ディボック・オリギとダニー・イングスも離脱しており、フィットしているストライカーはクリスティアン・ベンテケのみだ。
リバプール再建を託されたドイツ人名将にとっても、名門の抱える故障の連鎖は苦悩の種となっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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