“世界一決定弾”フィルミーノは「最も重要な選手の1人」 同胞のリバプールGK称賛
クラブW杯決勝の延長戦で決勝ゴール アリソンが称賛「彼は違いをもたらすんだ」
リバプールは現地時間21日に行われたクラブ・ワールドカップ(W杯)決勝でフラメンゴ(ブラジル)を1-0で下し、初のクラブ世界一の称号を手にした。守護神のブラジル代表GKアリソンは、決勝ゴールを挙げた同胞FWロベルト・フィルミーノを「最も重要な選手の1人」と称賛している。衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。
クラブW杯の前身であるトヨタカップの1981年大会以来の顔合わせとなった両者の戦いは、お互いにゴールを奪えないまま、90分の戦いを終えて延長戦に突入。唯一の得点が生まれたのは延長前半の9分、MFジョーダン・ヘンダーソンのパスに抜け出したFWサディオ・マネが前線でボールをキープし、後ろから攻め上がってきたフィルミーノへラストパスを供給。ブラジル代表FWは冷静なボールコントロールで相手DFをかわし、右足のシュートをゴールネットへ収めた。
最後方からチームを支えるアリソンは、「僕らも彼自身も、彼がチームでどれだけ重要なのか理解している。彼の価値は大きなもので、チームにとって最も重要な選手の1人」とフィルミーノに対する称賛を送っている。
「彼は得点だけではなく、アシストもできる。後ろからチームのためにもプレーできる。彼は僕らを大いに助け、違いをもたらすんだ。彼が得点できて、僕らは非常に嬉しいよ。ストライカーにとって、ゴールを決めることは大切なことだからね。このタイトルを獲得できたことも本当に嬉しい」
またベルギー代表FWディボック・オリギも「ボビー(フィルミーノ)はアメージングな選手。フィニッシュがトップクラス」と、その能力の高さを絶賛している。
守備での献身からチャンスメークにアシストまで、万能な活躍を見せるフィルミーノ。この大舞台ではチームにタイトルをもたらす重大なゴールをゲットし、その価値の高さを証明した。