バルサ監督、ゴール量産の“超人”メッシを絶賛 「いつ何時でも現れてどこからでも…」
アラベス戦のゴールで6年連続年間50得点を達成したエースにバルベルデ監督も脱帽
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間21日のリーガ・エスパニョーラ第18節アラベス戦(4-1)で今季リーグ戦13点目を挙げ、6年連続で年間50ゴールの偉業を成し遂げた。チームを率いるエルネスト・バルベルデ監督は、「いつ何時でも現れてどこからでもゴールを決める」と改めて大エースを称賛している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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試合は前半14分に右サイドからウルグアイ代表FWルイス・スアレスの折り返しをフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが右足ダイレクトで合わせて先制点をゲット。同38分にはカウンターからメッシとグリーズマンのコンビネーションで数十メートルを独走したかと思えば、同45分には再びスアレスからチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが追加点をねじ込んだ。
後半11分にアラベスに1点差とされ、ビルドアップミスも起こるなど少々嫌な流れのバルサだったが、後半24分に背番号10が一仕事する。フランス代表DFサムエル・ウムティティとMFムバラク・ワカソの両者にイエローカードが提示された直後のリスタートからパスを受け取ると、スムーズなドリブルからペナルティーエリアに差し掛かる前で左足を一閃。ゴール左隅を陥れるさすがの一撃だった。バルセロナはメッシの活躍もあり、2019年ラストゲームを4-1の勝利で飾っている。
メッシはこれで2014年から6年連続で年間50ゴール(2014年:58、2015年:52、2016年:59、2017年:54、2018年:51、2019年:50)を達成。バルベルデ監督は試合後、メッシへの信頼を語っている。
「レオがいることは大きなアドバンテージだ。いつ何時でも現れてどこからでもゴールを決める」
史上最多となる6度目のバロンドールを受賞するなど、32歳となった今も進化を続けるメッシ。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとともに、サッカー界のトップに君臨する勢力図はしばらく変わりそうにない。