メッシ、通算9度目の年間50ゴール達成 強烈ミドル弾に称賛「エリア外から火を噴いた」

FWリオネル・メッシが鮮やかなミドルシュートで年間50ゴール達成【写真:Getty Image】
FWリオネル・メッシが鮮やかなミドルシュートで年間50ゴール達成【写真:Getty Image】

アラベス戦でチーム3点目をマークし、6年連続で年間50ゴールを達成

 バルセロナは現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節アラベス戦で4-1の勝利を飾った。この試合でまたしても節目を刻んだのはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。試合を決定づけるチーム3点目は、通算9度目の快挙達成になったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 試合は前半14分に右サイドからウルグアイ代表FWルイス・スアレスの折り返しをフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが右足ダイレクトで合わせて先制点をゲット。同38分にはカウンターからメッシとグリーズマンのコンビネーションで数十メートルを独走したかと思えば、同45分には再びスアレスからチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが追加点をねじ込んだ。

 後半11分にアラベスに1点差とされ、ビルドアップミスも起こるなど少々嫌な流れのバルサだったが、後半24分に背番号10が一仕事する。フランス代表DFサムエル・ウムティティとMFムバラク・ワカソの両者にイエローカードが提示された直後のリスタートからパスを受け取ると、スムーズなドリブルからペナルティーエリアに差し掛かる前で左足を一閃。ゴール左隅を陥れるさすがの一撃だった。

 バルサはVAR(ビデオ・アシストタント・レフェリー)で後半30分にPKを得て、スアレスがこれを決めて勝負あり。ミッドウィークのエル・クラシコをスコアレスドローで終わった消化不良感を吹き飛ばす一勝となった。記事では、「エリア外からメッシが火を噴いた」と鮮やかなミドルシュートを称賛。それとともにこのゴールが2019年の1年間で挙げたゴールが50ゴール目となり、「彼のキャリアで少なくとも9回目の50得点到達になった」「年間50ゴールは6年連続に伸ばしている」と記している。

 32歳になっても衰えるどころか円熟味を増し、通算6度目のバロンドール獲得もなったメッシ。2019年もしっかりと結果を残した世界ナンバーワンプレーヤーは、クリスマス休暇を過ごした後の2020年も世界中のサッカーファンを楽しませてくれるはずだ。

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