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レアルの再建を託された英雄ジダン 「私の心、魂を全てクラブに捧げる」
ベニテス監督との契約を解除 伝説の司令塔が“白い巨人”を率いる
レアル・マドリードは4日にラファエル・ベニテス監督との契約を解除し、レアル・マドリード・カスティージャを率いていたジネディーヌ・ジダン氏がトップチームの新指揮官に就任したことを発表した。フロレンティーノ・ペレス会長と共に就任会見に臨んだジダン新監督は、「私の心、魂を全てクラブに捧げる」と意気込みを語った。
ジダン新監督は、現役時代の2001-02シーズンにレアルでクラブ通算9度目(当時)となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。決勝戦のレバークーゼン戦では、今や伝説となった左足のボレーシュートで決勝点を決め、チームの優勝に大きく貢献した。ペレス会長は、現役時代からチームに栄光をもたらしたレジェンドに対し、「ジダンはレアル・マドリードを率いることの意味を誰よりも知っている」と全幅の信頼を置いている。
そして、ジダン監督も“白い巨人”の指揮官就任に喜びを表した。
「まずは、ファーストチームの監督になる機会を与えてくれたクラブ、そして会長に感謝したい。我々は世界最高のファンを持つ、世界最高のクラブ。我々が取り組まなければならないのは、今シーズン、全てを勝ち取れるだけの努力をすること。選手たちと共にできる限りを尽くしていく。全てが良い方向に向かうと信じている」
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