「すべては久保建英から」 マジョルカ随一の“打開力”を現地紙評価「唯一抜け出した存在」
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7試合連続でスタメン出場 チームが敗れるなか随所で攻撃を牽引
マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節セビージャ戦でフル出場。チームはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定でゴールを取り消されたこともあり0-2で敗れたが、決定的なチャンスを何度も創出し、地元紙も「すべては久保から」と称えている。
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7試合連続スタメンの久保は、前半3分に早速魅せる。元レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・レギロンを翻弄するドリブルからゴール前にラストパス。FWラゴ・ジュニオールが合わせるだけの絶好のシチュエーションを演出したが、まさかの枠外にシュートが飛び先制のチャンスを逃した。
前半20分に先制を許したマジョルカは、同43分にはFWアンテ・ブディミルが同点弾を決めたかに見えたが、VAR判定によって取り消し。そして後半17分にはMFイドリス・ババが、ペナルティーエリア内でセビージャの選手の足を踏んだとしてVARでPK判定が下る。久保も抗議したものの判定は覆らず、アルゼンチン代表MFエネル・バネガに決められて万事休した。
それでも久保は右サイド深い位置をえぐるドリブル突破や、状況に応じて左サイドに流れるなど、相手ゴールを脅かそうと積極的にプレー。マジョルカの地元紙「ウルティマ・オラ」は、日本人レフティーを高く評価している。