エイバル乾、豪快な“ほぼ角度ゼロ弾”に同僚DFも称賛 「何ができるのかを証明した」

グラナダ戦で待望の今季初ゴールを決め、同僚ビガスも「レベルの高さは分かっている」
スペイン1部エイバルの日本代表MF乾貴士は、現地時間20日のリーガ第18節グラナダ戦で今季初ゴールを挙げ、3-0の勝利に貢献した。ほぼ角度のない位置からの豪快弾が海外メディアから高評価を受けるなか、同僚DFも「何ができるのかを証明した」と称賛している。
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左サイドハーフで先発出場した乾は前半38分、敵陣の左コーナー付近でこぼれ球を拾うと、ワンタッチで相手MFアントニオ・プエルタスのタックルをかわし、ゴールライン際をドリブル突破。さらにスピードに乗ったなか、ダブルタッチでDFビクトル・ディアスを鮮やかにかわしてみせた。ラストパスはグラナダの選手にクリアされたが、乾の華麗な個人技に本拠地イプルーアは大きく沸いた。
そして、2-0で迎えた後半42分に歓喜の瞬間が訪れる。カウンターからドリブルで持ち込んだFWキケ・ゴンザレスが左サイドの乾へパス。やや長くなったボールに追いついた乾に対し、相手GKが飛び出してきたなか、ゴールライン際から一つ中央へ持ち出して迷わず右足を振り抜くと、豪快な一撃がファーサイドのゴールネットに突き刺さった。
角度がほとんどない位置から決めた技ありの今季初ゴールは試合を決定づける形になったが、センターバックでフル出場したスペイン人DFペドロ・ビガスは試合後、スペインラジオ局「オンダ・セロ」のインタビューで乾を称賛した。
「タカ(乾)のレベルの高さは、あらゆる形で突破できる力で分かっている。今日、彼は何ができるのかを証明した。彼とチームがやった試合に満足している」
年内ラストゲームで待望の今季初ゴールを決めた乾。1月4日のリーガ第19節バレンシア戦以降も、さらなる活躍が期待される。