セリエA前半戦ベスト11を発表 長友所属の首位インテルから最多5人選出
激戦の2列目で本田はノミネートされず
激戦の2列目は、右からアデム・リャイッチ(インテル)、リッカルド・サポナーラ(エンポリ)、ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)の3人が並んだ。右からフェデリコ・ベルナルデスキ(フィオレンティーナ)、パウロ・ディバラ(ユベントス)、ジャコモ・ボナベントゥーラ(ミラン)の3人はトップ得票の3人に肉薄する票を集め、接戦の末に次点となった。なお、日本代表FW本田圭佑はノミネート選手に入っていない。
そして前半戦で最高のFWとして評価されたのが、ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)だった。17試合で16得点と爆発的な得点力でランキングのトップに立っていることもあり、ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)やカルロス・バッカ(ミラン)に対して圧倒的な差をつけての選出となった。
監督部門は、首位インテルのロベルト・マンチーニ監督がトップ。以下はナポリのマウリツィオ・サッリ監督、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、フィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督の順に続いた。
全体として、インテルとナポリの選手たちの選出が目を引く形になった。そして、意外にもリーグ4連覇中のユベントスからは選出ゼロ。4-2-3-1システムでの選出だったため、3-5-2システムを基本にしていたことも影響したか。ノミネート選手こそ多かったが、シーズン序盤の不振が強い印象として残っているということだろう。果たして後半戦では、ポグバなどのビッグネームや本田、長友といった日本人選手の巻き返しが見られるだろうか。
ベストイレブンは以下のとおり。
GK
サミル・ハンダノビッチ(インテル)
DF
エルセイド・ヒサイ(ナポリ)
ミランダ(インテル)
ジェイソン・ムリージョ(インテル)
マルコス・アロンソ(フィオレンティーナ)
MF
マルセロ・ブロゾビッチ(インテル)
ボルハ・バレロ(フィオレンティーナ)
アデム・リャイッチ(インテル)
リッカルド・サポナーラ(エンポリ)
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
FW
ゴンサロ・イグアイン(ナポリ)
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images