C・ロナウド、驚異のスーパーヘッド弾の“秘密” 膨大なルーティンと食生活を英紙紹介
「きちんと睡眠を取ることもトレーニングでベストを出すためにとても重要」
クライオサウナとは、超低温全身冷却装置のこと。この中に約3分間入り、液体窒素でマイナス160~200度で体を瞬間的に凍らせることで、筋肉痛、腫れや炎症、捻挫も改善され、より早く次の試合やトレーニングに準備できるようになる。ロナウドはこの他にも、温水と冷水に交互に入る交互入浴、ジェットマッサージもお風呂で行うとのことだ。
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以前には1日3000回の腹筋を行うとされていたが、ロナウドはこれを否定し、1週間に1000回程度だと訂正していた。筋肉を休めることも重要で、やりすぎるとダメージを受けた筋肉を疲れさせるだけだという。また、睡眠やリラクゼーションもロナウドのルーティンのなかでは非常に重要で、少なくとも8時間の睡眠は必ず取るようだ。
「精神力は、肉体の力と同じくらい重要。トレーニングとフィジカルのセッションは一番大事だが、リラックスしたライフスタイルで生活することは、肉体的にも精神的にも自分のベストを引き出す助けになる。私は自分の自由な時間を家族や友人と過ごす。それが癒しを与えてくれて、ポジティブなマインドセットを維持してくれる。きちんと睡眠を取ることもトレーニングでベストを出すためにとても重要。特に試合の前は早寝早起きをする。睡眠は筋肉の回復を手助けしてくれるし、それは非常に大事なんだ」
ただ、どんなに一生懸命トレーニングをしたとしても、正しい食生活でなければすべて台無しになってしまうという。ロナウドはベジタリアンやビーガンではないが、高カロリーになりがちな肉の摂取は控えていて、魚を多く摂取する。
「甘いものを避け、たくさんの全粒穀物、果物、野菜を含んだハイプロテインな食生活をしている。トレーニングを定期的にするのであれば、より良いパフォーマンスのためにエネルギーレベルを高く保つことが重要。時には一日6食の時もある」
その他にも、トレーニングセッションや試合でベストを出すための多くのルーティンがあるロナウド。“バスケットボールの神様”と呼ばれるマイケル・ジョーダンとも比較されるジャンプを繰り出した身体能力の秘密は、サッカーと身体のことを考え抜いたストイックな私生活と努力の賜物のようだ。