ビジャがベンチ外の神戸、天皇杯準決勝は2-1リードで後半へ イニエスタ&田中がゴール
前半13分にイニエスタが技ありの先制弾 その後はお互いに1点ずつを奪い合う
天皇杯は21日、清水エスパルス対ヴィッセル神戸の準決勝(14時5分キックオフ)が行われ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが先制弾を決めた神戸が2-1とリードして前半を折り返した。
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神戸は右足親指骨折でリーグ戦最終盤を欠場したイニエスタがスタメンで戦列復帰。シーズン終了後の現役引退を表明している元スペイン代表FWダビド・ビジャはベンチ外となった。
試合は立ち上がり、FWドウグラスが両軍通じてファーストシュートを放ち、右サイドからクロスを上げてドウグラスが飛び込むなど序盤は清水が攻める。
しかし前半13分、神戸のイニエスタが千両役者ぶりを発揮する。DF西大伍からの横パスを受けると、ペナルティーエリア外右から迷わず左足を一閃。グラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、盟友ビジャに捧ぐ先制弾となった。
清水も前半23分にMF金子翔太の右サイドからのクロスにドウグラスが飛び込むも、ヘディングシュートは枠外。同30分には、神戸MFサンペールのボールロストからドウグラスがチャンスを迎えたが、飛び出した神戸GK飯倉大樹のファインセーブに遭い、ゴールはならなかった。
すると直後の前半32分、神戸は左サイドから攻撃。DF酒井高徳のクロスにFW田中順也がファーサイドに飛び込み、右足で押し込んで追加点を奪う。清水も同38分にMFジュニオール・ドゥトラが鮮やかなジャンピングボレーで1点を返したが、前半は負ければ引退を表明しているビジャとDF那須大亮のラストゲームとなる神戸が、2-1とリードして折り返した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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