現役引退の神戸DF、同世代ビジャとの“感動秘話”告白 「突然、声をかけてくれて…」
ともに1981年生まれで天皇杯をもって現役を引退
今季限りで現役を引退するヴィッセル神戸DF那須大亮が20日、自身の公式インスタグラムを更新した。同じく今季で現役を退く元スペイン代表FWダビド・ビジャとともに「同世代」2ショットを投稿。ビジャから労いの言葉をかけてもらい、「感無量でした!!」と喜んでいる。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
2004年アテネ五輪で主将を務めた那須は16日、4強に残っている天皇杯で現役を退くことを発表。2002年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタートさせ、東京ヴェルディ、ジュビロ磐田、柏レイソル、浦和レッズと渡り歩き、昨季神戸に加入してJ1通算400試合を達成した。21日に行われる天皇杯の準決勝・清水戦(ノエスタ)に勝利すれば、クラブ史上初タイトルが懸かる元日の決勝に進出することができる。
神戸ではビジャも今季限りで現役引退を発表。11月13日、神戸市内で記者会見を開き、日本でキャリアを終える決断を下した。バルセロナやアトレチコ・マドリードなどリーガ・エスパニョーラの強豪クラブで活躍。オーストラリアのメルボルン・シティを経て2015年からはMLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティでプレーした。スペイン代表としても欧州選手権(EURO)2008、同国が初制覇した2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で得点王を獲得するなど世界的ストライカーとして君臨。そして今季、盟友の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが在籍する神戸へと加入し、リーグ戦28試合13得点の活躍を見せた。
2人は1981年生まれの同い年。1年間ともに戦った仲間でも、同世代の絆は強いようで、那須はインスタグラムで「突然、ダビから声をかけてくれて…」と、あるエピソードを披露している。