ユナイテッド監督、今冬の“ポグバ売却”を完全否定 「1月に売られることはない」
ポグバの近日復帰を示唆したスールシャール監督、FWホランドの獲得について触れず
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、今冬の移籍市場でフランス代表MFポール・ポグバを手放す考えがないことを明らかにした。英紙「ガーディアン」などが報じている。
スールシャール監督は週末のリーグ戦に向けた記者会見の席上で、ポグバについての質問に対して「1月にポール・ポグバが売られることはない」と明言。そして「今年のうちにプレーに復帰してほしいが、負傷を悪化させるリスクも避けたい」として、負傷欠場からの復帰に近づきつつあることを示唆した。
スールシャール監督がリクエストした選手たちを冬の移籍市場で獲得するためには、ポグバを資金源として売却する必要があるという論調が多くあった。そこには、ポグバが今夏の時点で移籍に前向きな発言を繰り返していたことも加味されている。そして、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、かねてからポグバ獲得を熱望してきた。
また、ポグバと同じミノ・ライオラ氏が代理人を務めるザルツブルクのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドについて、「彼がマンチェスターに向かっていると聞いた」という質問が飛んだが、スールシャール監督は「彼はクリスマス休暇に向かっただけだと思う。他のチームの選手については話さない」と、正面切っての発言は避けたようだ。
移籍市場において他クラブの動向にも影響を与えそうな選手たちが俎上に上がっているだけに、ユナイテッドの不意の動きは注目の的。現時点でポグバの売却がプランにないということから、獲得の動きは鈍そうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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